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古民家再生

 

自由気ままに作業し暑さ寒さは何のその、 あっと言う間に過ぎていきました。

 

素人の古民家再生、独り無謀な挑戦を成功させるのはどうしたらよいか。綿密な計画、安くて品質の良い材料手配、薪ストーブ・コンポストトイレ・ユニットバス等機材の選定、色々苦労はあったが これも又楽しい時間でした。機器購入や わからない事は ネットで解決、怖いものなしです。

 

After

Before

南  面
80年間の風雨に耐えつつも外壁は剥離が激しく傷んでいました。早く改修しないと廃屋寸前の状態。荒壁はしっかり補修、中塗は吉野石膏のUトップを塗り、上塗りは白漆喰で仕上げました。腰壁は焼杉材で、柱など直接雨にあたる個所は岡山県吹矢ふるさと村(べんがらの里)から取り寄せた弁柄を塗りこみました

北  面
屋根のすそは雪の重さのせいか大きく波打ち、壁のトタンをはぐと壁は穴だらけ。軒を補強しトタン壁を剥がし下地補修、左官仕上げ、雨樋は全て取り外し 廃棄していた瓦で排水路を作り犬走りは砕石を敷き詰め湿気対策をしました。
これで枯葉で詰まる高所での雨樋掃除をなしにしました。

After

玄    関

 竹藪でカズラの巻いた竹が目にとまり、その場で行燈が脳裏にひらめきました。
早速、伐採し持ち帰り制作に取り掛かりました。
ソケット・電球・スイッチ・和紙と材料を集め、費用は最小限にとどめました。
カズラを自然のまま残した行燈の完成、玄関に設置しました。

 玄関は8畳ぐらいの広さなので、ギャラリーふうにと思い

ギャラリーウインドー取付、奥さんのデディベア展示。

又、昔懐かしの背負子・石臼・天秤ばかり・醤油壺を置いてみました。
玄関タイルの水洗い掃除用に水道の蛇口をつけ、余ったタイルをモザイク貼りしました。

Before

玄関ギャラリーの改修後

玄関の改造模様

タイルの配置

石貼り

壁 漆喰仕上げ

勾配調整

ギャラリー棚

水道蛇口まわり タイル貼り

コンクリート打設

ギャラリーウインドー

モルタル仕上げ

壁の中塗り

玄関外の鎖樋

囲炉裏の間

AFter

Before

古民家再生の最大目的、囲炉裏作りから始まりました。

町なかの家ではスペース的にも無理、なんとか実現できる場所を探していました。まずはホームセンターで材料を集め火棚の制作からスタート。

自在鈎の鯛は桜の木を使ったので非常に硬く、小っちゃいのに完成までかなりの時間と汗を流した愚作です。自在鈎の竹も真直ぐでは物足りなく、雪の降るときに竹藪を歩き回り見つけ持ち帰ったものです。( 竹を切るのは冬の寒いときが水分を含んでいないので良い材料として使える…地元の人 )自在鈎のカギ金具は納屋にあった天秤バカリのカギを加工して取付ました。

炉縁は無垢の桜材が納屋に転がっていたので、その寸法を基準に炉寸を決定しました。板厚があるし硬いので、加工も大変で特にカット・カンナ掛け・研磨には気を使いました。仕上げは木目を出すため柿渋を塗りこみました。

井桁五徳は鉄筋をカットして熔接付しました勾配調整

棚の中の布袋さんたち

妻の友達に頂いたランプシェイドウ

火棚と間接照明

大きな梁と火棚・照明器具

囲炉裏を囲んでの食事

囲炉裏の間改造模様

囲炉裏の基礎ブロック積

床材 フローリング工事

桜の木で手作りした鯛

の自在鉤

一斗升の炭入れ

改装前の荒壁

大引き・根太工事

囲炉裏 火棚の組立

炉縁材 桜の木

炉縁の脚作り

左官工事(中塗り)

フローリング下地工事

火棚と間接照明の取付

炉縁の仮組とカンナかけ

炉縁に脚

壁にはBGM用の

スピーカーを埋込む

囲炉裏の耐火レンガ積

自在鉤の検討

炉縁・自在鉤・火棚の取付

囲炉裏がついに完成しました

中塗り材 吉野石膏

Uトップ

薪ストーブ工事

薪ストーブ


( PECAN薪ストーブ  オーストラリア製  )

 

上部が火室、下部がクッキングオーブンになっている暖房兼調理用の薪ストーブです。上部のホットプレートでは火室からの強い熱により調理が可能。オーブンの加熱は、天板に付けられたバイパスダンパーのレバーを上下に操作することで簡単に行えます。またオーブンの扉には温度計が付属しており、料理に合った温度を確認することができます。薪ストーブ料理を楽しめます。

ストーブ本体重量120Kgにレンガを加えると400Kgぐらいになるので床下の補強は十分に行いました。

レンガ積 1段目

レンガ積4段目

 

火入れ 試運転

レンガ積 完成

2重煙突の取付

ストーブの据付

オーブン用 300℃計測温度計

煙突の取付

桜の木で手作りしたカウンター と 薪ストーブ

台所・居間

After 

水まわりはタイルを貼り、換気フードはコンロ台に合わせて手作りです。

Before

台所の天井改修
天井板を撤去することで、天井高を確保し、断熱効果を期待して屋根瓦下地板に直接スタイロホームを貼りました。
 

薪ストーブの前のカウンターは桜の無垢材で作り、下にキャスターを付け移動式としました。

大引・根太の取り替え

換気扇の取付

フローリング下地材

換気フードの制作

給水給湯の蛇口

換気フード取付

キッチン台廻りタイル工事

勝手口

廃材の再利用

洗面・風呂

After

1坪ユニットバス

洗面

トイレとユニットバスの中央に洗面キャビネットを設置しました。

ユニットバスの洗い場

洗面キャビネットの据付

Before

五右衛門風呂

床組

五右衛門風呂の取壊し

ユニットバスの基礎
給排水工事

ユニットバスの基礎コンクリート

ユニットバスの据付

本工事のみ メーカーと交渉するも

外注工事になってしましました。

ト イ レ

コンポストトイレ完成

  古民家再生で一番思案したのがトイレ。ここは、汲取り方式なので臭気、汲取り依頼、ランニングコスト等の面からも検討している中、庭仕事ひろば のホームページを見つけ、製品紹介・しくみ・使い方等読むと我が隠れ家にピッタリ。カナダ・サンマー社 コンポスト トイレ セントレクス2000AF ドライ式/電気有に決定

コンポストトイレ到着

コンポストトイレの据付

堆肥の取出し扉

便座の据付

H24.11 冬場の温度管理のため

再度、断熱材を内貼りしました

手作りの小便器

納屋の中に転がっていた昔の醤油壺でしょうか、壺をカットし、排水管を加工、フラッシュバルブをつけて小便器の完成

便器の製作検討

便器の取付

床の間の改修

After ふすまの出入り口を書院に改装

Before

外構工事

排水路・庭

 

この古民家の最大の欠点は、外構の排水ができていないためかなり床下に湿気をためていたんでいました。

そこで、排水路の施工は古民家再生の重要事項として施工しました。

排水路の掘削工事

埋戻し

掘削溝と排水升

サツキの移植

排水管150mmφ敷設

夜の前庭 

犬走りの砂利敷き

After   前 庭  (H24.4)  

Before 

砕石20-50mm 10トンダンプで
入口におろしトップカーにて運搬

南面に砕石敷き詰め

母屋の4面に敷き詰め

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